2023年1月1日の出荷分から、山崎製パンの人気商品「薄皮つぶあんぱん」をはじめとする「薄皮シリーズ」の内容量が5個から4個に減少しました。
私にとって、小さい頃から大好きなパンだったので今回のニュースにはショックを受けました…。
2022年の年初以来、食料品の物価上昇は目の当たりにしていましたが、今回は個数減少というかたちで変更に至ったようです。
ニュースを詳しく調べて見ると、「重量は変わっていない」とSNSで話題になっていることを知りました。
「個数が減ったからその分、カロリーや重さも減ったのでは?」と思ったのですが、そうでもありませんでした♪
薄皮つぶあんぱんが減った理由と、カロリーや重さの変化を本記事にてまとめました。そこから分かることは、山崎製パンの企業努力がスゴイということ♪
薄皮シリーズで個数が減った商品一覧
今回、個数が減った「薄皮シリーズ」の商品一覧は以下の通りです。
【薄皮シリーズ商品一覧 7個】
- 薄皮つぶあんぱん
- 薄皮クリームパン
- 薄皮ピーナッツパン
- 薄皮チョコパン
- 薄皮白あんぱん
- 薄皮あまおう苺ジャム&練乳クリームパン
- 薄皮バニラクリームパン
バニラクリームパン?!
売っているところを見たことがないため、とても気になってしまいました(笑)いつか見かけたら、食べたい・・・♪
薄皮つぶあんぱんが減った理由を解説
製造会社である、山崎製パンは今回の「薄皮シリーズ」の個数が減少した説明理由として【小麦粉などの原材料価格の高騰に対処するため】と発表しました。
小麦粉は2020年時点で小麦消費量のうち、約14%が国内生産小麦、約86%が輸入で不足分をまかなわれています。
国別の輸入割合はアメリカが約49%、カナダが約34%、オーストラリアが約17%となります。
2022年の年初以来続く、円安ドル高の影響を受けて、原材料費の輸入コストに大きく影響を及ぼしていることが分かります。
薄皮つぶあんぱんが減ったことよるカロリー・重さの変化を調査
薄皮つぶあんぱんが減ったことよるカロリーの変化を調査しました。(※商品の包装の記載情報より)
5個のときの1個あたりのカロリー【127kcal】
4個のときの1個あたりのカロリー【133kcal】
・・・?あれ、個数が減った4個のほうがカロリーが若干大きい?
どういうことでしょう!?
「数は減ってるけど、量は同じと思われる」
1月3日に購入者がTwitterに投稿したツイート。「薄皮つぶあんぱん」の5個入りと4個入り双方を購入した投稿者が、比較検証を実施したようです。
それぞれのパン1個あたりの重さを計量器で図ったところ、従来販売されていた5個入りの場合は1個あたり41グラム。
4個入りの場合は、1個当たり52グラムと約10グラム増えている。
さらに、全体の重さについても投稿者が計ったところ、5個入りは207グラム、そして4個入りは206グラムでほぼ同じとのことでした。
これを見たSNSユーザーは「コストカットしつつも満足感を維持させたのでは?」と山崎製パンに対し好意的な意見が多数集まりました。
~SNSの反応~
SNSの反応はさまざまあったようです。

むしろ4個の方がちょうどいい

値上げでも構わないから、5個入りのままにして欲しい
私としては、今回の個数減少は残念ですが、ボリュームがほとんど変わっていないことに嬉しくなりました♪
薄皮つぶあんぱんが減っても山崎製パンの企業努力はスゴイ!
実際はどうなのでしょうか?山崎製パンの担当者の話をまとめました。
「今回、内容量を4個に変更するにあたり、パン1個あたりの満足感やおいしさアップを図るため、生地の工夫や中のあんのボリュームアップを図りました。パン1個あたりの重さは、従来の5個入りに比べ、約1割増えています。」(山崎製パン担当者より)
内容量の「1個減る」に合わせてパン1個あたりの重量を増やすことは、当初から決めていたようですよ。
「単に1個減らすだけではお客さまに満足してもらえない。コストカットしつつも満足度を落とさないためにどうすればいいか工夫しました」(山崎製パン担当者より)
山崎製パンの企業努力が分かるお話でしたね!顧客満足度を意識して、徹底的に対処できることは尽くす姿勢がうかがえます!
2022年の年初以来、食料品の値上げが相次ぎますが、経営のやり方で顧客の満足度を下げずに済むケースもあります。
今回の山崎製パンの対応はは多くの企業にとって教訓となりそうですね。
まとめ
- 山崎製パンの「薄皮シリーズ」は2023年1月1日から「5個」から「4個」に減った
- 1個当たりの重量は1割増で中のあんこやクリームなどのボリュームアップがされた
- 山崎製パンの企業努力によってボリューム&満足度はあまり変わらない
2022年の年初以来、食料品含む物価上昇は何度も行われておりますね。現状の世界情勢を踏まえると今後も物価上昇は続くと思います。
その中で、企業も消費者の購買意欲を下げないように、さまざまなを努力しているのが、今回の記事を通して分かりますね。
物価高は私たちの家計を圧迫してしまいますが、家計管理を上手く行い、消費活動をしていきたいですね♪